モンドセレクションを受賞した後、どのように販促活動に役立てればいいかわからない!という方に、様々な企業様の事例を用いて、紹介していきたいと思います。
モンドセレクションを受賞すると販促物がもらえる。
モンドセレクションを受賞した暁には、様々な販促ツールを入手することが出来ます。
- モンドセレクションのロゴデータ(ai / jpg / png / PDF)
- ディプロマ(賞状)のデータ
- 結果シート(すべて英文です)
- VIDEO(モンドセレクションが作成した商品紹介ビデオ)
- イメージ画像(モンドセレクションが制作した数パターンのイメージ画像)
- プレスリリース記事
上記のような、販促物はモンドセレクションが審査料金の中で無償で提供してくれます。
使用してもしなくてもOKのものです。
モンドセレクションのロゴマーク使用例
■株式会社 明月堂
「博多通りもん」で非常に有名な銘菓の企業は、日本の中でも一番モンドセレクションを取得されている企業の一つだと思います。23年連続で金賞を維持し続けています。
「博多通りもん」は、新幹線の構内や、飛行機のお土産市場などでも大々的なPOPを利用し、モンドセレクションを大きく掲載しています。
■プリマハム株式会社
プリマハムは大手の加工肉メーカーで、一度は皆さんも食卓に並んだことがある製品かと思います。
多数ある製品の中でも、毎年こちらのギフト製品で申請をされているようです。
プリマハムは、ギフト需要を狙ってモンドセレクションを利用している印象があります。ハムのギフトも競合他社が多い中、競合優位性を保つためにモンドセレクションを活用しているのではないでしょうか?
■サントリー株式会社
以前、アサヒホールディングスのアサヒビールもモンドセレクション受賞をテレビコマーシャルで放映したことも記憶にありますが、サントリーのプレミアムモルツも同様にモンドセレクションを受賞されています。
メインクリエイティブは主にタレントを起用するケースもありましたが、権威付けとしてモンドセレクション受賞というのはやはり効果が大きくあるのを感じさせられます。
■青木屋
こちらの青木屋。WBSでも放映された企業で金賞受賞を機に、売上が10倍になったとのコメントも。
店頭のPOPや、呼び込みチラシを活用し、モンドセレクション受賞を大きく利用されておりました。
モンドセレクション受賞における業態別の販売戦略
モンドセレクションを受賞した企業でも、各々業態も違い、販売チャネルも異なります。
その業態によって考えられる内容をまとめてみました。
■販売チャネル
どの業態にせよ、ある程度の販売チャネルは以下に絞られるかと思います。
逆に以下の販売チャネルを持っている企業は、モンドセレクション受賞におけるメリットは大きく感じられるのではないでしょうか?
- 製造・小売り(店舗販売)
- オンラインストア・テレビ通販・ラジオ通販
- 一般流通(卸)
- 間接的なPR戦略
① 製造・小売り(店舗販売)
自社でオリジナルブランドの食品やお菓子、飲料品、化粧品、サプリメント等を製造し、販売をされている企業は、直接的に影響があるといえます。
モンドセレクションを受賞することにより、商品パッケージにロゴを使用し、店頭でも受賞アピールをすることにより、消費者の目を惹きつける効果があります。
前段でご紹介した、青木屋に関してもWBSの取材で、売上が10倍になったとのお話も。
一部消費者の中には、モンドセレクション自体を胡散臭いものと捉えている人もいるそうですが、相対的な印象としては、何もない商品より金賞や最高金賞を受賞した製品というだけで箔がかかるのではないでしょうか?
②オンラインストア・テレビ通販・ラジオ通販
自社で企画製造した製品を販売しているオンラインストアで販売をされているメーカーからすると、特に相対的な評価として重要になってくるのではないでしょうか?
例えば、同じダイエット製品のサプリメントやビタミン系のサプリメントなど、何を購入していいか分からない消費者に対して、アイキャッチやキャッチコピーで目を引くことが出来ます。
ページ内での訴求も簡単に使用ができ、ランディングページなどでも頻繁に利用している企業も非常に多くなってきました。
ネットの購入率は約3%が平均といわれていますが、1.5%以上の効果を得た実績も聞いたことがあります。
③一般流通(卸)
自社で販売網を持っていない、製造卸を行っている企業様にとってモンドセレクションは非常に効果があります。
販路拡大の一手となる、販売店へのアプローチは非常に有効です。
例えば、スーパーの棚どりの為にモンドセレクションを受賞し、バイヤーさんへのアプローチに利用されているケースもあります。
モンドセレクションを受賞し、元々3,000円で販売していた製品をリパッケージを行い、5,000円まで引き上げて販売して大成功した企業もあります。
また、プレスリリースなどを利用し、テレビの取材やネット記事に特集され、一気に売上が80倍になった例もあります。
モンドセレクションは、認知度拡大にも大きく影響があるのです。
プレスリリースの参考例
■株式会社一家ホールディングス
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000235.000020880.html
■株式会社銀座コージーコーナー
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001049.000004367.html
■株式会社伊藤農園
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000059860.html
■ファビウス株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000022159.html
■株式会社セフィーヌ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000049324.html
■株式会社寿庵
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000027822.html
まとめ
いかがでしたでしょうか?
モンドセレクションは販促活動として非常に有利に働く場面が多く、まだまだ一般消費者に対して普及していない部分もありますが、普及していないからこそ○○受賞等の権威性は大きく影響がされます。
また今後モンドセレクションがさらに品格ある賞であることが認知されればさらに販売拡大や販路拡大が加速することもおおむね予想されることでしょう。
是非今後の申請のご参考になれば幸いです。