PAVONE Awardという品評会は、2017年に発足された、日本で唯一の品評会です。
内容はモンドセレクションと類似した品評会になっていますが、特色としては、品質評価に加え、日本特有の「おもてなし」「こだわり」「繊細さ・緻密さ」「礼儀・作法」「伝統」「清潔さ」「安全・安心」「誠実さ」を包括して総合評価を行っている機関です。
「PAVONE」というラグジュアリー雑誌と連携し、日本を代表する富裕層を審査員に迎え入れ、製品の品質と、日本の「審美眼」を取り入れた品評会です。
運営会社は、社団法人 PAVONEウェルスビジネス支援機構が運営しています。
PAVONE Awardの品質ラベル
最高金賞 90点以上~100点 | 金賞 80点以上~90点 | 銀賞 70点以上~80点 | 銅賞 60点以上~70点 |
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PAVONE Awardの品評は、日本の品質基準を満たす必要があるため、非常に厳しい審査基準と聞いています。昨今、海外(主に台湾企業)からの申請も見受けられますが、銀賞、銅賞の受賞が目立っている印象ですね。
PAVONE Awardの申請カテゴリ
- 化粧品
- フェイシャルケア(洗顔料、化粧水、美容液、美容クリームなど)
- ボディーケア(ボディソープ、化粧水、美容液、美容クリームなど)
- ヘアケア(シャンプー、トリートメント、コンディショナー、リンス、オイルなど)
- マウスケア(オーラル全般、歯磨き粉、マウスウォッシュなど)
- メイク用品(基礎化粧品、美容クリーム、メイクオイルなど)
- アンチエイジング(クリーム、オイル、サプリメントなど)
- 美顔器
- 食料品
- 洋菓子(ケーキ、チョコレート、クッキーなど)
- 和菓子(団子、饅頭、羊羹、もなか、あられ、おかきなど)
- 麺類(うどん、そば、ラーメン、パスタなど)
- パン類(食パン、フランスパン、ライ麦パン、米粉パンなど)
- 肉加工品(ハム、ソーセージ、チャーシュー、ジャーキーなど)
- 魚加工品(たらこ、鰹節、蒸し板かまぼこ、ちくわなど)
- 野菜加工品(漬物、ピクルスなど)
- 乳製品(チーズ、バター、ヨーグルト、クリームなど)
- 調味料(塩、胡椒、醤油、酢など)
- 冷凍菓子(アイスクリーム、ラクトアイス、氷菓子など)
- ミネラルウォーター/ソフトドリンク(水、フルーツジュース、炭酸飲料など)
- お茶(緑茶、紅茶、抹茶など)
- 健康食品
- サプリメント(タブレット、パウダー、カプセルなど)
- ダイエット向け食品(ブロック、バー、ゼリー、スープなど)
- プロテイン(ホエイ、ソイ、カゼインなど)
- 栄養機能飲料(ドリンクなど)
- 栄養機能食品(ブロック、バー、シリアル、ゼリーなど)
- スムージー(青汁、フルーツスムージーなど)
- 乳幼児向け栄養食品(ベビーフード、スープなど)
美容部門では、美顔器も審査対象に入っているため、モンドセレクションでは申請が出来ない機器系の申請も受付しているようです。
PAVONE Awardの審査員
PAONEという雑誌メディアは、クローズの雑誌メディアで、日本でも指折りの富裕層とのコネクションがある模様です。全く情報が外部に出ていないので、本質を探ることは難易度高いですが、審査員はその中から招集され、約30名ほどで構成されているとの噂です。
その中でも、元コカ・コーラの社長やウブロジャパンの社長などは常駐審査員としていらっしゃいます。
https://pavone-premium-quality-award.com/judge/
PAVONE Awardの審査費用
PAVONE Awardは、審査費用で一律、200,000円。
特別な料金体系もなく、1商品出品ごとに発生する模様です。アソート品やセット商品についても、3つセットの場合は、3商品と換算され、600,000円の費用が発生します。
日本国内の審査機関ということもあり、日本製品については申請代行費用や配送料金が発生しないことから気軽にエントリーが出来る品評機関としては非常にいいのではないでしょうか?
また、最高金賞が取得しにくいということから、受賞することによっての権威性は大きく影響を受けるはずです。ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
■PAVONE Award|公式サイト
https://pavone-premium-quality-award.com/